
高松市東山崎町の「八反地出水(はったんじですい)」です。正面に見える高架は琴電長尾線で、すぐ左に水田駅があります。

810年に空海さんが久米寺(北東1kmほどの所)に参拝したのち、ここにあった庵に立寄ったそうです。その主(「釈門」とあるので、お坊さん?)が、この地方の水不足を訴えました。すると、空海さんが錫杖で地面をたたいて「ここを掘りたまえ」とおっしゃるので、村人とともに掘ると清水が湧き出たのだそうです。

「おっ、エサか?」「カモね」

高松市太田下町の「鹿の井出水」です。桜の名所らしいので、春に見に行きたいと思います。

保安3(1122)年は大ひでりで、雨乞いをしても一滴の雨も降りませんでした。ある日、居石(おりいし)神社(11号線のすぐ南)に白髪の老人が現れて、突然一匹の鹿に姿を変えて走り出したそうです。村人たちが驚いてその後を追うと、鹿はここで止まって前足で土を掘り、また走り去ったそうです。そして、鹿が土を掘ったところから清水が湧き出したのだそうです。

長細いです。
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ここにも石碑が。

2000年に整備されたそうです。ちなみに、平成を西暦に直すには、’88(パパ)に足してください。平成元年は1988+1=1989年(消費税3%、マルタ会談)。

端っこまで歩いて、振り返る。

脚の長さ如何で、微妙な飛び石。

高松市国分寺町の「楠井の泉」です。市のHPでも紹介されています。

環境省の「平成の名水百選」に選ばれました。

薬師如来が現れ、手に持った杖で掘り下げたところ、清らかな水が湧き出したそうです。

「お前泉(おまいずみ)」ともいうそうです。

ちょっと見づらいのですが、ちょうどいい勢いで水が出ています。しゃがんで水が汲めるように、腰にやさしいマットが置いてあります。地元の方が清掃等してくださっているそうです。
- 2013/01/25(金) 20:39:34|
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