どこいっきょん?

岡山・香川の史跡を中心に、マニアックに迫ります。

本荘八幡宮・通仙園など(倉敷市児島)

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 高速道路・児島インターを降りて430号線を左に2kmばかり行くと、高速道路の下をくぐってすぐに、通生(かよう)という地名の港があります。ここを訪れたのは暖かい季節でした。港で道が分からなくなり、歩いている方に尋ねました。すると、「わしゃ、ここのもんと違うけんの。ちょっと聞いてみるけー」と、防波堤から身を乗り出して下に向かって叫びました。「ちょっと道聞っきょんじゃけど、あんた知っとるじゃろ」。私も身を乗り出して下を見ると、上半身裸で入れ墨が顔以外を覆っている方がこっちを見て、行きたい所はどこかと尋ねながら、上がって来ました。とても親切に教えてくださり、「いっしょに行こか?」と言ってくださったのですが、丁重にお断りしてペコペコお礼をしました。
 たどり着いたのがここです。右が「本荘八幡宮」、まっすぐが「通仙園」です。

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 701(大宝元)年創建という由緒ある神社です。

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 裏手に、国指定重要文化財の鳥居があります。

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 シンプルで、現代アート風な美しさがあります。

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 「応永廿八年□(1421年)十一月吉日」「願主塩生村住人松井紀義泰辰生年三十□」と彫っています。

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 明神鳥居という形式で、室町時代初期の典型的な姿なのだそうです。

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 ちょっと恐い「通仙園」の案内板。

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 瀬戸内海が美しい。

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 水島工業地帯が目に入ります。児島や水島の夏は、ときどき光化学オキシダント注意報が発令されます…。

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 シュール。実は、「通仙園」はツツジの名所です。本来、ここまで歩く間も花また花で、うっかりすると春に増えるうかれた人になります。4月中旬に来ないと、こんな無言な光景。

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 多島美とすっきりした地面が不思議。

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 向かいの無人島・葛島(かつらじま)です。

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 展望台があります。

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 とりあえず登ってしまう習性。
 この付近、430号線沿いには「梅荘」という、おいしいうどん屋さんがあります。塩田王・野崎家の別荘だった建物で、豪華な気持ちになれます。そこを写真に撮らなかったのは心残りです。

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 ここは、高速道路が下津井に上陸して300mほど、最初の山と山の谷間。階段を登ると、岡山県指定の重要文化財があります。

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 「石造地蔵菩薩立像」です。約60cmの小さなお地蔵様です。1368(応安元)年の銘があります。熱心にお参りをされている方がいらっしゃったので、『また来ようかな』と思いながらも、どんなお地蔵様なのか見ていると、その方がふいに振り向きました。『じゃましてしまった』と気まずくなっていると、「写真、撮りますか?」と超日常的に問われました。「あ、すいません」と、あわてて1枚、ピントのずれた写真を撮りました。


  1. 2013/02/22(金) 20:26:35|
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丸亀で生まれて、いまは高松の住人。2・3歳のころ見たマリンコングや七色仮面を覚えている。高校生の頃に使ったある参考書の臭いをありありと覚えている。etc.・・・記憶が残るほうなので、郷愁を感じるものが好きである。

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