
丸亀城の西を走る国道33号線。南を向いています。この道路、明治時代にはまだお城の外堀で、写真右手(西)の方には田んぼが広がっていました。
今年1月の四国新聞に、丸亀のNPO法人「丸亀わくわく市場」が坂本竜馬さんが訪れた矢野道場跡を確かめたという記事がでました。富屋町にあるNPO法人を訪ね、場所を詳しく教えていただきました。資料を見せてくださり、ありがとうございました。新聞にも載っていましたが、写真の「三井住友海上」丸亀ビル(城西町2丁目)にあったそうです。そのうち、場所を表示するものが設置されるそうです。

道場の2軒向こう(南)に、丸亀藩の勤皇家・
土肥大作さんの家があったそうです。右手の駐車場あたりでしょうか?

初めの写真「三井住友海上」より北を見る。「鷹匠町」という当時の地名の石碑が見えます。
四国新聞の受け売り(おそらくNPOからの情報なので、受け売りの受け売り)ですが、土佐藩の家老・福岡家の「御用日記」に、竜馬さんが剣術修行のため矢野道場へ行った旨が記載されていて、高知県立歴史民俗資料館には旅費の借用書が残っているそうです。1861年のことで、そのあと長州へ向かったそうです。また、武市瑞山さんもこの道場を訪れているそうで、勤皇家の拠点だったかもしれないそうです。

ここから見る丸亀城(写真中央)。
- 2014/04/27(日) 01:00:49|
- 史跡・文化財など
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0