どこいっきょん?

岡山・香川の史跡を中心に、マニアックに迫ります。

向良(こうら)神社と向山周慶(さきやましゅうけい)さん(高松市松島町・東かがわ市白鳥町)

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 高松市松島町にある向良神社です。江戸時代の人、向山周慶さんと関良助さんから一字ずつとって、神社の名前がつけられました。向山周慶さんは白砂糖の国産化に日本で初めて成功した人です。和三盆といわれて、独特の風味が今でも重宝がられています。

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 高松5代藩主・松平頼恭(よりたか)さんが藩医・池田玄丈さんに砂糖の研究を命じましたが、志半ばで亡くなり、弟子の向山周慶さんが引き継いだのです。初めは、黒砂糖さえ製法が分からず、友達の薩摩出身の医学生から教えてもらいました。製法はマル秘だったのですが、向山周慶さんが火事の被害にあったこの友人をいろいろと助けたことから、こっそり教えてもらえたのでした。また、同じく薩摩出身の関良助さんが生き倒れになっていたのを偶然、周慶さんの弟が助け、周慶さんは医者だったので手当てをしました。このお礼に、良助さんは薩摩の良質なサトウキビの苗を国禁を破って持ち出したのでした。白砂糖が完成したのは頼恭さんが命じてから30年後の、1790年のことでした。

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 こんな掲示物もありました。神社がつくられたのは、江戸時代から大変栄えていた町だったようです。

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 こちらは向山周慶さんが生まれた白鳥町の向良神社です。

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 法整備や生産方法の改良でさらに発展させたのは、讃岐の塩業を確立した久米通賢(栄左衛門)さんだったそうです。

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 讃岐三白という言葉があり、綿・塩・砂糖のことです。
 こちらは、坂出市の塩竃神社です。

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 塩竃神社からの風景。
 参照→久米通賢一文字石垣塩竃神社

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 観音寺市のわた神社です。
 参照→豊浜郷土資料館


 
  1. 2014/06/26(木) 18:41:28|
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Author:犬の知人
丸亀で生まれて、いまは高松の住人。2・3歳のころ見たマリンコングや七色仮面を覚えている。高校生の頃に使ったある参考書の臭いをありありと覚えている。etc.・・・記憶が残るほうなので、郷愁を感じるものが好きである。

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