どこいっきょん?

岡山・香川の史跡を中心に、マニアックに迫ります。

立石隧道(高松市・三木町)

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 トンネルつながりで紹介します。香川県道38号線で高松市と三木町との間に新立石トンネルがあります。こちらはその東側を通る旧道のトンネルです。見て分かる通り、クルマはギリギリです。長さは100m以上で、ちょっと緊張します。というか、旧道そのものがクルマがすれ違えないドキドキの道です。もう二度と行きません。

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 ここに紹介する理由ですが、このトンネル、手掘りなんです。後からコンクリートで覆ったのは写真こちら側付近だけで、あとはずーっと手掘りのまま。いつ掘られたのかは分かりませんが、明治以前と言われています。手掘り部分をちゃんと写さんかっ!と叱られそうですが、実は、手掘り部分に入ってもう一度だけ停車して写真を撮ったのですが、ガラスで反射して写っていませんでした…。そうとも知らず、対向車が来たら嫌だったので焦って出てしまったのです。
 1990年にいまの県道38号線が通って、ここにあったお地蔵さんや牛の墓なんかもそちらへ移されたそうです(参考、馬の墓)。後で知ったのですが、そっち系のマニアの間では心霊スポットにされちゃっているようです…。どちらかというと、道の狭さの方が恐いので行かない方がいいです。
 恐いもの見たさっていうのは人類共通でしょうが、非科学的なことを本気で信じる度合いは、われわれ鉄腕アトム世代(科学にバラ色の夢を感じた世代)より、今の若い人の方が圧倒的に多いようです。大学生の時、岡山県牛窓の本蓮寺で数人で泊ったことがありますが、真夜中に一人で海水浴に出かけた友人がいます。海岸は幽霊が出るとのうわさがあり、街灯が一つもありませんでした。そのとき、幽霊話は話題にものぼらず、深夜に暗闇で泳ぐという変質者ぶりに呆れたものです。

博物館情報
1.香川県立ミュージアム『歴史の中のコドモたち』
 カバヤ文庫・戦後すぐの子ども新聞が印象に残っています。カバヤ文庫は、カバヤのキャラメルの当たり券を集めたら、本がもらえたというもの。本の内容は児童名作文学。本が今よりありがたいものだった。子ども新聞はいまもいろんな新聞社が発行していますが、戦後すぐのものは民主主義を啓蒙するという特別な意味がありました。でも、そのなかで片隅の広告欄に、『少国民の友』という(戦意高揚風の名前がついた)雑誌があったのがちょっと印象に残りました。
2.丸亀市立資料館『サムライの魂 日本刀の世界展』
 やはり有名な、ニッカリ青江脇差に興味がありました。豊臣秀吉から秀頼、そして京極家へと伝えられたものです。最初に刀を手にした武士が、ニッカリ笑う女の幽霊を切ったところ、朝になってみると、石の灯篭を真っ二つに切っていたという伝説をもちます。
 参考、御番鍛冶
 ついでに、黒田官兵衛関連…備中高松城水攻め冠山城跡と加藤清正陣地跡


 
  1. 2014/07/26(土) 10:06:02|
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  1. 2014/07/26(土) 19:38:34 |
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トンネルの心理

 熱いです。暑いを通り越して。掃除中に熱中症になった人がいるそうで、掃除回数減らすのと、かゆい感じのせめぎ合いになりそうです。
 愛媛の面河渓に行かれたんですね。いいですねー。地図で調べたら、石鎚山の付近ですね。石鎚山は若いころ友人とテントをかついで登り、幻想的な光景に圧倒されたのがいい思い出です。ただ、缶ビールをリュックにいっぱい入れて登ったので死ぬほどくたびれ、しかも、テントで飲むビールを夢見て頑張ったのに、頂上付近は夏でも寒いのでした…。そういえば、大分県にお坊さんが一人でノミで掘った長いトンネルがあるそうですね。一度、行ってみたいなあと思っています。
 全然関係ない話ですが、タイムトンネルを思い出しました。昔、『チゴイネルワイゼン』という映画でトンネルが奇妙な効果をもたらしていたのも、フト思い出しました。『雪国』も長いトンネルを抜けるところから始まります。文学や映画の中で作品ごとにトンネルがどういう意味を持っているかを調べたら面白いかもしれません。
 資料館のニッカリ青江ですが、私は「あれっ?どこにあるんだろう?」ってなりました。後で考えたら、目立つ場所に置いたのかな?って思うんですが、どういうものか、私は探してしまいました。私が変なのかもしれませんが(実際、ヘンなんですが)、素直に作品番号順に置いた頂いた方がいいような気がしました。
 中国大返し、すごいですねー。昔、ある小説家の対談かなんかで、武具も現地近くに用意させ、ほとんどの者はフンドシいっちょで駆けさせたのではって言ってました。体力勝負ですね。高校日本史の教科書では、一日3食になったのは戦国期(桃山文化)とされていますが、もしかして、腹減ったからでしょうか?????
  1. 2014/07/26(土) 22:47:09 |
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  1. 2014/07/27(日) 19:11:54 |
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日本刀についてのお話、ありがとうございます。

 常々、鑑定団的なものの価値の分かる方がうらやましいと思っています。私の場合、歴史好きがメインで、その流れで刀剣類も「おお、これが!…ウーム」という感じで、実のところ、ものソノモノが「ウーム」なのか「いやいや」なのか、さっぱりピンときません。これは刀剣類に限らず、漆器とか、陶磁器とか、もしかすると彫刻類まで、悲しい感性です。絵や音楽はとても好きなんですが、なぜなのか…。
 「赤羽刀」って言葉を初めて知りました。勉強になりました。ネットで調べたら、最近のことなんですねー。全く、無知でした。近代以前につくられた刀がすごかったのは、昔見たプロジェクトXで知りましたが、行き場のない刀が最近までそんなにあったとはビックリです。GHQも余計なことしたもんです。
 ただ、ウィキペディアには、磨き直しは自治体側がするということで配布されたとありました。ま、どっちでもいいですけど。そんなことより、戦後史の一面として興味深かったです。
 石鎚山ぐらい高い山になると、頂上付近は夏でも寒いです。剣山も寒かったように思います。死ぬ前に、若い時一緒に登ったメンバーでもう一度登ってみたい気がします。


  1. 2014/07/27(日) 22:16:21 |
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  1. 2014/07/27(日) 23:45:29 |
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ウィークポイント

 山登り…は実は、登山というほどのものではありません。若いころ、友人と年に1、2回どこかへ出かける…の一環として、山に登ったこともあるという程度で、しかも、行ける所まではクルマやロープウェーです。バカなこともありました。四万十川の上流に秘境っぽい温泉があると知り、ジープ的な?クルマを買ったばかりではしゃぐ友人に誘われ、死にそうな経験をしました。山肌と断崖に挟まれた狭い道が延々と続くわけですが、これがただの狭い道じゃなく、普通のクルマなら動かなくなる超デコボコ道で、なおかつ、大きめのジャリ石だらけ。ときどき、断崖側へとズズーって滑るんです。そのたびに車内に男の悲鳴が響くという、悲しくも笑うしかない光景。当然、ゆっくりしか進めず、文字通り手に汗握る時間を過ごしました。翌朝は高知市方面へ向かったのですが、目が点になるほど広いアスファルトの道でした。「ネット情報」のない悲しい時代の話。
 ウィークポイントもあったほうがよいとの、優しいお言葉ですが、こういうズッコケたところも含めて、欠点というものを見つくろって標本に仕上げたような人間です。
 
  1. 2014/07/28(月) 17:43:21 |
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Author:犬の知人
丸亀で生まれて、いまは高松の住人。2・3歳のころ見たマリンコングや七色仮面を覚えている。高校生の頃に使ったある参考書の臭いをありありと覚えている。etc.・・・記憶が残るほうなので、郷愁を感じるものが好きである。

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