どこいっきょん?

岡山・香川の史跡を中心に、マニアックに迫ります。

うたづの町家とおひなさん2015

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 駐車場の宇多津北小学校から南へ行った場所に、「右遍路道」の遍路道標。別の面に「文久三(1863)年」「西丸亀道」とあります。ここを渡って、宇夫階(うぶしな)神社方向へ向かい、会場の西端から回ることにしました。

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 宇多津は中世には讃岐の中心でしたから、お寺・町家が多く、たくさんの町家などにおひなさんが展示されています。

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 いきなりですが、ちょっとぶっとんだ飾り付けに出会いました。

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 クマ界の人気を二分する、二大巨頭が贅沢に並ぶ。

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 ふつうヴァージョン。

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 こちらは、浄泉寺の閻魔堂。
 浄泉寺はこの後方に広がるまま大きなお寺です。かつてここには浄願寺がありましたが、1588年に生駒氏が高松へ移しました。1600年に、もとの寺を浄泉寺としたそうです。江戸時代には寺子屋を開いており、1872(明治5)年には鵜足(うた)郡法勲寺楠波小学校の分教場が置かれました。村役場としても使われたことがあるようです。
 また、幕末には勤皇の志士たちが集まる場所になっており、高松藩に捕まって殺された志士のお墓があるそうです。

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 8月16日に「閻魔さん法要」が行われるそうです。
 ややこしい話ですが、閻魔堂は1873(明治6)年にまんのう町真福寺の末庵だったものを譲り受けたのだそうです。
 町の歴史に関する説明も貼りだされていて、それによると、この付近は鍛冶屋町といい、かつて鍛冶屋さんがあったそうです。桃山時代の刀が残っているようです。

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 西光寺ではいろんな行事が行われていました。写真は「船屋形茶室」。

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 昭和の歴史に関するすごい展示。

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 「天花粉」とか言ってました。私の家の付近では、「ぱんぱん」とも言ってました(パンパンするから…)。
 外に出ている品々のほんの一部ですが、家の中には超貴重なものがギッシリでした。

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 円通寺には、室町幕府管領・細川頼之さんの居館があったと伝えられ、隣の多聞寺とともに守護所跡。

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 14世紀の五輪塔(265㎝)。奈良県の西大寺叡尊塔と同型で、律宗の影響があったとされています。

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 聖徳院です。

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 「菅原道真公御手植之松」。

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 賢さで人気を二分する(?)、菅原道真さんと聖徳太子さんとが関係している、すごいお寺なのです。しっかり、拝んできました。

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 お釈迦様の誕生を祝うお花まつりの行列もあり、満足度の高いイベントです。
 昨年の様子も見てください。
 うたづの町家とおひなさん・1
 うたづの町家とおひなさん・2
 うたづ町歩き

 
  1. 2015/03/02(月) 19:00:18|
  2. 信仰・民俗・伝統など
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

宇多津は「瀬戸大橋」開通に伴って出来た新しい町とばかり思っていました。
》中世には讃岐の中心でしたから、お寺・町家が多く・・・
だから、これにはびっくりです。

≫菅原道真さんと聖徳太子さんとが関係している、すごいお寺なのです
受験最盛期この折、大層ん賑わいを見せているのでしょうねえ。

※「北さん」から「喜多さん」に名を変えました。
僕のブログそのものが、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』の主人公、
弥次郎兵衛と喜多八(弥次喜多)の珍道中みたいなものですからね。
それで「喜多さん」としました。
それに、《喜びが多い》と縁起も担ぎました。www
  1. 2015/03/06(金) 18:46:18 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

がんばれ宇多津!

 古代の国府は坂出にありましたし、鎌倉時代の守護所の位置ははっきりしませんが(宇多津寄りの坂出という説あり)、室町幕府の守護所は宇多津にありました。どうも古代~中世の中心は県西部だったようです。県の埋蔵文化財センターも坂出(国府推定地の近く)にあります。
 瀬戸大橋ができたら宇多津がもっと栄えると思っていたら、その後も高松優位が変わらず、なんだか宇多津を応援したくなります。

 聖徳院は本当に強力タッグですよね。もっと受験生にありがたがられてもいいと思います。やはり、滝宮天満宮がメジャーですかねー?

 喜多さんのブログには、癒されています。鳥などの姿もほほえましく、ホッとします。そういえば、『続膝栗毛』(金毘羅参詣あり)、誰か現代語訳してくれませんかねー。
  1. 2015/03/06(金) 22:40:49 |
  2. URL |
  3. 犬の知人 #-
  4. [ 編集 ]

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Author:犬の知人
丸亀で生まれて、いまは高松の住人。2・3歳のころ見たマリンコングや七色仮面を覚えている。高校生の頃に使ったある参考書の臭いをありありと覚えている。etc.・・・記憶が残るほうなので、郷愁を感じるものが好きである。

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