どこいっきょん?

岡山・香川の史跡を中心に、マニアックに迫ります。

日柳燕石(くさなぎえんせき)さん(琴平町)

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 日柳燕石さんについては以前のブログでも、幕末の勤皇家で、高杉晋作を匿った罪で牢に入れられたりしたことを紹介しました。今回、「ぶらり天領榎井めぐり」に参加しましたので、そのうち燕石さん関連だけ、新しく学んだことを写真とともに紹介します。
 前回も旧宅・呑象楼(どんぞうろう)を載せましたが、もとは別な場所にあったそうです。

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 興泉寺というお寺の隣にありました。そして、日柳燕石さんはこのお寺の住職さんとお友達でした。前回、燕石さんをやくざの親分と紹介しましたが、実は父親は、豪商・豪農でした。どうやら、博徒を使っていた関係で、親分的な存在になったようです。

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 この井戸枠は日柳燕石が寄付したものですが、後ろに見える塀の向こうに呑象楼はありました。何かあったときは、治外法権であるお寺に逃げ込むことになっていました。

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 井戸枠に本名・日柳政章の字が途中まで見えます。

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 大きなお寺です。

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 さて、呑象楼に入ってみます。

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 2階に上がると、窓付きのふたが閉まるようになっています。

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 わざと天井を低く作り、刀が使いにくいようにしています。

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 秘密の逃げ道。

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 向こう側です。2畳ほどの部屋です。鴨居の溝を見てください。右側の戸は溝がありません。ご存知のように戸は右側が手前で、こちらを開けるのが普通なので、ジタバタしてしまいます。

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 壁がくるりと回るどんでん返し。

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 隣のお寺の見える窓の下には、梯子を隠していました。用心深い?趣味??

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 これは、日柳燕石の実家・加島屋の瓦です。

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 ここが生家跡です。右の石碑から左へずーーーっと写真からはみ出して広がっていました。

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 加島屋から土地建物を買った方のご子孫のお家です。茶室だけが当時を伝えているそうです。

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 あとは、呑象楼にもあった瓦が一つ残るのみです。

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 見せてくださった新聞です。まだ、建物が残っていたころの様子です。すでに、そうとう危険な状態になっていたそうです。

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 生家跡の向かい側です。右から左へと、殿さまの行列が通った道だそうですが、道が斜めに切れて広くなっているのは、近代になってから戦車が通れるようにこうしたそうです。

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 日柳燕石さんを讃える石碑です。横に石碑を作った後援者として、高松藩・丸亀藩の最後の藩主の跡継ぎの方をはじめ、膨大な数の名前が並んでいました。


  1. 2012/11/10(土) 20:45:42|
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Author:犬の知人
丸亀で生まれて、いまは高松の住人。2・3歳のころ見たマリンコングや七色仮面を覚えている。高校生の頃に使ったある参考書の臭いをありありと覚えている。etc.・・・記憶が残るほうなので、郷愁を感じるものが好きである。

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